「５．１ｃｈ」って、ホームシアターでは必ず出てくる言葉です。
「ごーてんいっちゃんねる」って読みます。
これは、分かりやすく言うと、音のサラウンド効果を得るために、
６本にスピーカーで映画や音楽を見るスピーカーシステムのことです。
①フロント（左）スピーカー
②フロント（右）スピーカー
③リア（右）スピーカー
④リア（左）スピーカー
⑤センタースピーカー
⑥サブウーファー
です。
初めてで良く分からないのが、
「０．１」って何よ！？
という所ですが、この「てんいち」は、
サブウーファーのことを指しています。
サブウーファーは、特に小型のスピーカーでは再現できない、
”低音部分のみを再生する”スピーカーです。
サブウーファーは、
迫力のある映画サウンドには欠かせないスピーカーとなっています。
ただし、再生には５．１ｃｈ出力を持った「ＡＶアンプ」が必要となる場合が多いです。
この場合、スピーカーシステムと別に用意しなくてはいけません。
５．１ｃｈスピーカーシステムの中には、
このＡＶアンプが不要な、”アンプ内蔵型”のものもありますので、
現在では、この５．１ｃｈシステムより、さらに進んだ、
７．１ｃｈシステム、さらにさらに、９．１ｃｈシステムまでも登場しています。
いずれも、リアのサラウンドスピーカーの数が増えていきます。
スピーカーが多いほうが、音が良いように思えますが、
その分、音の調整やセッティングが難しくなっていきます。
スピーカーの数が増えるばかりではなく、上級者向けのスピーカーがほとんどですから、
単価が高いものが多く、コストもかかります。
（もちろん安いスピーカーで９．１ｃｈにすることも可能です。）
けれども、ホームシアター初級者や中級者は、
通常、５．１ｃｈのシステムでかなり充分な満足感を得ることができます。
ブルーレイディスクやＨＤ-ＤＶＤなどの次世代メディアが登場していますが、
現在まだまだ主流のＤＶＤは、この５．１ｃｈの音源で収録されているのもがほとんどです。
何といっても、
５．１ｃｈのサラウンド感と迫力は一度知ってしまったら、虜になることでしょう。
まだ、５．１ｃｈを未体験の方は、
お店や知人宅など、ぜひぜひ体験してみることを強くオススメします！
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