HDMIケーブル

HDMIケーブルとは、「High-Definition Multimedia Interface」の略です。

長くて覚えられません。(笑)

冗談はおいておきまして、
HDMIケーブルを使えばいろんな信号を転送する事ができます。

今、最も注目されている伝送方法です。
最近はCMなどでも耳にするようになってきました。


【HDMIケーブルで転送できる信号】

■映像信号
■音声信号
■テレビ操作などの操作信号

これまで、映像は映像用のケーブルを、音声には音声用のケーブルと、
それぞれ必要でしたが、最近はHDMIケーブル1本で、
簡単に一括して信号を送ることができるようになりました。

従来のコンポジット端子などは、
”アナログ”だったのに対して、HDMIケーブルは、デジタル信号を扱います。

コンポジット↓
kom.jpg


HDMI↓
hdmi.jpg


ちなみにホームシアターの場合ですと、
プロジェクターと再生機器(DVDプレーヤーなど)をHDMIケーブルでつないだ場合、
映像信号のみの転送となります。


しかし、ここで重要なのがプロジェクターなどに信号を送る場合、
通常HDMIのケーブルの長さがとても長くなってしまいます。

信号距離が長い場合、信号が著しく劣化します。
そこで、より信号の鮮度を保つため、ケーブル選びが大切になってきます。


各ホームシアター関係の雑誌などで高評価を得ている
モンスターケーブルの「M1000シリーズHDMIケーブル」を、
プロジェクター⇔AVアンプ間で使用実験してみました。

モンスターケーブル M1000HDMI↓
M1000HDMI.jpg


■主な特長

○ アルミホイルと高密度銅編線での4重シールドでノイズと磁気を遮断

○高画質な信号伝送に効果を発揮

○ ニトロゲンガスを注入した絶縁体の使用により、内部ズレを防止

○ 導体をシルバーコーティングしたことにより、抵抗を軽減し信号伝送を最適化する

○ 耐久性、柔軟性に優れた経年変化に強い外部被覆デュラフレックス・メッシュ加工ジャケット


ということで、
スペック上、非常に高性能です。


発売時期は2005年4月30日で、
その後、2006年11月に発表された、
オーディオ誌の「ビジュアルグランプリ2007」においてケーブル部門で受賞している実力を持ちます。


さて、早速視聴テスト開始です。


ケーブルが太くていかにも良さそう。

しかし、見た目だけでなく、
その映像再現力は、やはりさすがです。


しかし、コネクタ部が大きすぎ!!

TVやプロジェクター、アンプなどよっては、コネクタが挿せない恐れがあります・・・。

現に、今回の視聴で使用したプロジェクターであるエプソンEMP-TW600では、
接続部が一段下がっているため、完全に挿入されていない感があります。

正直、壁面がなかったら脱落します。(汗)

コネクタの取り付け部の厚みが約20mm程あり、
機器によっては、HDMIコネクタ部の近辺が出っ張ってて
干渉してしまうようです。

interface_tw600.jpg


もう1本別のHDMIケーブルでベルキン社製の「PURE AV」も接続してみましたが、
こちらはOK。干渉なしてカチッと入ります。

実際のケーブル選びに際しましては、
コネクタ部の形状やクリアランス(余裕)を実測で
計る必要があると思います。


けれども、
映像の違いは、いわゆる普通のHDMIケーブルと比較してみると歴然です。
MONSTER、ブラブラ接続なのに圧勝です。(笑)

実に素晴らしいです。
字幕のディティールもくっきりで、不満は全くありません。

コネクタ部の接続が問題なく、
さらに日本市場の市販価格がアメリカ並みであれば、
とても価値のあるケーブルと思います。


高い・・・けれども良い!!

とくに110インチを超える大型スクリーンにプロジェクター投射する場合は、
導入を検討する価値が大いにあると判断できます。

特に長いケーブル施工を考えている場合は、
効果が大きいのでオススメです。

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